―こどもとIT edition―

ものづくりゲーム「Minecraft」を学校の授業で!挑戦する教育者たち

小中学生に大人気のゲーム「Minecraft(マインクラフト)」は近年、ゲームとしての知名度だけでなく、プログラミングやアクティブ・ラーニングなど、教育利用としても有効であるとの見方が広がっている。2016年11月にはマイクロソフト社から教育機関向けの「Minecraft:Education Edition」がリリースされたほか、ちまたの子供向けプログラミングスクールでは、マインクラフトを使ってプログラミングを学ぶコースが人気だ。

一方で、小中学校などの学校教育の場ではどうか。海外では学校の授業でマインクラフトを活用する事例も多くあるが、日本の場合はまだまだ取り組みが少ない。これには、教育現場におけるコンピュータ整備や教師の多忙さ、価値観の違いなど、日本独自の事情が絡んでいる。加えて、そもそもマインクラフトを知らない教師も圧倒的に多い。

こうした現状ではあるが、日本にもマインクラフトが持つ教育的価値に可能性を感じ、子供たちに新たな学びを届けようと挑戦を始める教育者もいる。子供たちが大好きなマイクラフトを学校で扱うことはできないか。マインクラフトは子供の学びをどう変えるのか。今年夏から秋にかけて筆者が取材した教育関係者たちの取り組みを紹介しよう。

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