高橋忍のにゃんともWindows
で、結局Windows 10の最新版って何が変わったの?
2019年12月27日 06:45
にゃんとも高橋忍です
にゃんともWindowsということで、ちゃんとWindows 10について書いていきます。ひとまずちょっと前に年に2回の大型アップデートがでてようやくアップデートされた方も多いと思うのでその内容をチェックしましょう。
Windows 10 バージョン 1909のチェックすべき新機能
さて、この10月から11月辺りから更新が始まった、Windows 10 バージョン 1909でチェックしておきたい機能ですが、 今回は特にありません!
なので、普通の人は特に何も気にせず、アップデートだけ済ませて普通に使っておけば良いです。もちろん更新された機能は下記のようにいくつかありますが、大概は 「誰が使うの?」 というような機能ばかりなので、気にしなくていいです。
- タスクバーのカレンダーから直接予定を入れられる
- 通知の管理がより詳細になった
- スタートメニューのアイコンにマウスをホバーすると名前が表示される
- ロック画面からアレクサが呼べる
- エクスプローラーでのファイル検索で“One Drive”のファイルに対しても推奨ファイルが表示される
ロック画面からアレクサを呼べる機能を使いたい人は、多分もう“Amazon Prime Day”でスピーカー版のアレクサを買っているはず。PCに向かって「アレクサ」なんて行ったら、近くの“Amazon Echo”が反応しちゃいます。アレクサ使っている人ほど使わない機能です。
冬のアップデートは少なめなので、ハードウェアチェックを
年2回の更新になったWindows 10ですが、どちらも同じような大型更新ではなく、どちらかというと大きな更新は3月に行われる春の更新に集中しています。なので、今回はこんなもんです。
とはいえ、アップデートだけはきっちりやっておきましょう。アップデートを遅らせても何も良いことはありません。Microsoftも基本的には、毎回ちゃんと更新している前提で検証をしています。なので、毎回更新することが一番更新時のトラブルを避けられるのです。なので、時間があるときにとっととアップデートしておきましょう。
私の英会話の先生はいつも「あのアップデートは最悪だ」 といいます(英語で)。まぁ、理由は人それぞれですが、もしアップデートするたびに接続しているハードウェアに問題が出て嫌な思いをしている人は、そのハードウェアの買い替えを考えましょう。Windows 10のアップデートが始まってすでに4年経っていますが、未だに問題が出るのは古すぎてメーカーからも見捨てられています。3、4年前ならともかく、未だに問題が出るものはもう買い替えましょう。アップデート時の度重なる問題は使用限界への警告と見たほうが良いです。
せっかくなのでバージョン 1903のチェックすべき機能
バージョン 1909には抑えておきたい機能はなかったので、せっかくなのでその前のバージョン 1903の抑えておきたい機能だけ紹介しましょう。と言っても「絶対覚えて!」 くらいのイチオシ機能はありません。バージョン 1903で私がせいぜい紹介したいのは2つだけ。
スタートメニュータイルをグループごとまとめて消せるようになりました。なので、標準で用意されているタイルも数クリックで全部消すことが出来ます。タイル使ってないでしょ? まとめて消してしまえばスタートメニューもスッキリです。
それから [Windows]+[Shift]+[S]キーでのスクリーンショット撮影機能がバージョン 1903でほぼ完全となりました。矩形コピー、フリーハンドコピー、ウィンドウコピー、全画面コピーから選べるようになります。クリップボードに対応した「切り取り & スケッチ」を併用すればタイマーを使ってのコピーも可能です。
まぁ、それ以外は大概普通の人は使わないので覚えなくてもいいでしょう。
- コルタナと検索ボックスが分離
- 時刻の今すぐ同期
- 電源ボタンにアイコンが付いた
- タスクマネージャーに規定のタブ
- Windows サンドボックス
- 黒色のテーマ色が選べることに
- アクションセンターで画面の明るさ調整
- Windows Subsystem for Linux(WSL)
- 予約済み記憶域が利用可能に
- 「Windows Defender」の改ざん防止