高橋忍のにゃんともWindows

Surface Bookを本体からはずしたらiPad Pro 15的なものができました!

 タブレットを色々物色していたら、ふと手元に巨大なタブレットがあるのを発見。

 今回はそんな『わかっているけど、やってみたらすごかった』的なお話です。

Surface Book 2は iPad Pro似でした

 私、タブレットは8インチのAndroidタブレットを持っていますが、どうしても小さかったりして。ほとんど電子ブックリーダーとして使っていますが、最近は雑誌とか、技術本も見開きで読みたいときもあり、10インチのタブレットも欲しいなぁと画策中。iPad 11インチもいいけどなぁ。そんな折、ふと画面を外したSurface Book 2を見ると『正面から見たら一回り大きいiPad Pro』でした。

 Surface Book 2はもちろん、Windows 10。ですから、すべてタッチでも操作することができます。例えば、タップして長押しすれば右クリックと同じ機能になります。タッチでマウスと同じことができるだけでなく、タブレットモードになったりタッチでの操作になると、エクスプローラーはアイコンの間隔が広くなります。そう、タッチした時に近くのボタンやメニューを間違えて押さないようにするために。

 画面右のアクションセンターも右側からのスワイプで表示、アプリの切り替えは画面左からのスワイプで表示されます。さすがに『ほんと、Windows 10って神』とまでは言いませんが、デスクトップOSをそのままにリアルタイムにタッチインタフェイスに対応させるWindows 10を作った開発陣は偉大であり、そこに至るまでにはたくさんの苦労が有りました。

ノートとして使う

 と、いうことでSurface Book 2をタブレットにしてみました。面白い。まずは、ペン対応のペイントアプリを試してみます。なんと言っても、最高に描き味を持つペンがありますからね。はじめからペンタブレットとして使えます。

 ペンタブレットといえば最も有名なアプリの一つが「Clip Studio」ですが勿論使えます。でも、簡単なスケッチなら「Bamboo Paper」もおすすめです。絵が描けないという方でも、iPadで有名な「Zen Brush」もあります。「Baboo Paper」や「Zen Brush」はMicrosoft StoreからでもWindows 10用が入手できます。

本としても使う

 タブレットといえば電子書籍です。ひとつ残念なのが「Kindle」で、アプリはあるにはあるのですが、デスクトップ用のみ。タッチ操作は想定されていないUIなのです。なので使うときはペン操作です。まぁ、読んでるときはとくにタッチ操作でも問題はありません。自炊本を楽しむなら、「Pico Viewer」「nyalu」 「Cover」 「felis」といったアプリが揃っているので安心して楽しめます。

 この画面で見る電子書籍は圧巻です。雑誌の見開きを見ても等倍に見えますから。思わず2つ折りしたくなるくらい。さらに、Surfaceの3:2のディスプレイは縦でも横でも書籍を見るのに丁度いい比率なんです。縦で片面でもよし、横にして見開きでもよし。

モバイル充電だって(いちおう)できる

 残念なことに、この状態では、バッテリーはあまり長持ちしません。だいたい3時間弱した使えません。というのも、フルパワーのCore i7がこの中の小さいバッテリーで動いていますから。でも、Surfaceコネクタが画面についているので、直接充電することはできます。

 ただせっかくタブレット形態なので、できたらバッテリーで充電したいところ。そんなときは、USB-PD対応のモバイルバッテリーと、USB-C to Surface Connectのケーブルの組み合わせ。USB-PDのモバイルバッテリーを使うときは最低でも45W、15Vの出力が必要です。また、USB-PDでの充電とこのケーブルはMicrosoftの保証外ですので、試すときは自己責任で、ね。

にゃんとも: やってみるもんだね

 ちょっと無理はありましたが、でも巨大な15インチのタブレット体験は中々興味深いものがあります。もし家電量販店の店頭でSurface Book 2を見つけたら、画面を外してみてください。画面を外すときはキーボード右上の[Delete]キーの左のキーを長押しです。

 “デジタル×にゃんこ”ネタもやってみたいんですよね。猫向けのアプリとかもあるし。

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