人気ソフトはここがすごい!
PCが監視カメラに早変わり!動きを検知して自動録画する無料ソフト「LiveCapture3」
PC内蔵カメラなどを使って動きを見張る賢いソフト。デスクトップ画面を監視する機能も
2017年1月30日 06:00
『人気ソフトはここがすごい!』では、窓の杜ライブラリの収録ソフトから、窓の杜スタッフが定番ソフトをピックアップ。活用ポイントを踏まえつつ紹介します。
PC、特にノートPCにはカメラを内蔵したモデルが多く存在しますが、ビデオ通話や録画などは利用しないので、カメラ機能を使ったことがない、という人も多いでしょう。せっかくのカメラを使わないのはもったいない、何か有効活用してみたい、と思ったら「LiveCapture3」を利用してみてはいかがでしょうか。本ソフトを使えば、PCが防犯カメラのように動作し、自宅の監視などを行えるようになります。
「LiveCapture3」は、カメラが動きを捉えると自動で録画する動体検知などの機能を備えた、無料のライブカメラソフトです。利用できるカメラはPCに内蔵されたものだけでなく、USB接続したものやネットワークカメラにも対応しています。
本ソフトのインストール後は接続するカメラを選択するといった初期設定を行いますが、動体検知などの機能はすべてオフになっています。これらの機能は、本ソフトのプレビュー画面の歯車アイコンから呼び出せる設定画面で有効化できます。
設定画面が表示されたら、“監視設定”タブ内の“動体検知を有効にする”にチェックを入れ、“キャプチャーアクション”をクリックします。そして“録画実行”タブの“録画を実行する”にチェックし、録画時間や保存先を指定すれば設定完了です。その後はプレビュー画面の再生アイコンをクリックすると、動作を開始します。
動体検知と音声検知の併用も可能なほか、録画を検知直後からではなく、検知より指定秒前の時点から録画したり、検知すると自動で通知メールを送ったりする機能も用意されています。
また、もしカメラを搭載していないPCでも、PCの画面上に動きがあった時を検知し、画面上の動画を撮ることもできるので、好みや使用目的に合わせた使い方が可能となっています。PCがスリープモードに移行すると本ソフトは動かないので、スリープ機能は無効化するか、スリープまでの時間を長めに変えておくと良いでしょう。
なお、動作にはMicrosoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージとDirectX エンド ユーザー ランタイムが必要です。