マルわかり!Windows 10 Mobileガイド
第64回今流れている曲名が思い出せない!Windows 10 Mobileで調べよう
何でも言い当てる「Shazam」で調べる
2016年11月8日 06:00
Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsのほか、OSを取り巻く旬の話題などを紹介する。
スマホのマイクであの曲名がわかる!
街の雑踏やテレビから流れてくる音楽にフッと気付く。だが、肝心の曲名を思い出せないことはないだろうか。そんな時こそ「Shazam」出番だ。スマートフォンやPCのマイクから取り込んだ内容を分析し、「Shazam」が作成した音響デジタル指紋と一致した曲を提示するアプリである。2012年からサービスを提供しているため、PCやすでに他のスマートフォンプラットフォームで利用中の方も少なくないだろう。「Shazam」は早期からWindows Phone 8.xに対応し、現在はWindows 10やWindows 10 Mobileもサポートしている。
筆者も「Shazam」の存在自体は知っていたが、実際に試すのは今回が初めてである。そこで手元にあった楽曲をPCで再生し、“Shazamした”ところ拍子抜けするぐらい簡単に曲名を言い当てた。ちなみにShazamという単語は、手品師が技を披露する際の声や歓喜の声、周囲の注目を集める時に発する『ジャーン』という意味を持つ。
「Shazam」は検索結果から、曲の部分再生やリンクから楽曲を購入する機能を用意しており、Windows 10 Mobileの場合はWindowsストア経由で、iOS版はiTunes Store経由で購入する。iOS版「Shazam」の動作を確認したところ、[Apple Musicで聴く]ボタンが現れた。タップしてみるとデバイス内に楽曲がある場合は「ミュージック」アプリで再生。存在しない場合は「Apple Music」の利用をうながされた。Windows 10 Mobile版も同じかと思い、SDカードに楽曲をコピーしてみたが、検索結果は変わらない。この辺りの機能差は少々気になるところである。
[マイ Shazam]画面ではメールもしくはFacebookアカウントによるログインで、「Shazam」内SNSによるアーティストのフォローが可能。ログインせずとも検索履歴は表示され、他のプラットフォームでログインしても検索結果は共有されないため、今回試用した限りではログインしない状態で使っても不便に感じることはなかった。
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