週刊VRウォッチ

VRで物体を「持つ」ことも? グローブ型デバイスを研究中のOculus

 今回は先週報道されたニュースの中から、AR関連のニュースを3つ、VR関連のものを1つ取り上げました。中でも、Oculusが手がけているというグローブ型デバイスについては要注目です。このグローブ型デバイスは、グローブ内でワイヤーを制御するなどし、ハプティックフィードバック、すなわち手の関節の曲げに圧力をかけることによって制限し、物を持った時の感触を再現しています。

 このハプティックフィードバックを表現したグローブは、exiiiの「EXOS」などが挙げられます。また、構造はこれらと大きく異なりますが、H2Lの「UnlimitedHand」も、ハプティックフィードバックを表現したデバイスです。

 触覚を表現したこれらのデバイスが普及すれば、VR内でのインターフェースなども触覚で再現されることを前提としたものに置き換わることになるでしょう。もちろん、今までVRの活用が考えられていなかった分野にも大きな影響が予想されます。今後の発展に期待が膨らむニュースでした。

  • VRで指を使うために Oculusもグローブ型デバイスを研究中
  • Leap Motion、新型ARデバイスのプロトタイプを発表 オープンソースで公開へ
  • ソーシャルVRアプリ企業が760万ドル調達、ARも導入へ
  • スマホと使うARヘッドセット クラウドファンディングは99ドルから

Think ITの『週刊VRウォッチ』2018年4月16日版で続きを読む