いまさら聞けないWindows 10のTips

第232回

外出先のWi-Fi環境が遅い? 「OneDrive」の同期を一時停止してみたら?

外出先で通信が遅い原因は「OneDrive」のファイル同期かもしれない

 ホテルやカフェ、空港など、外出先でWi-Fiを使ったときに、何だか通信が遅いなあと感じることがありませんか?

 ほとんどの場合は、混雑などが原因ですが、もしかして、「OneDrive」が大量のファイルを同期しようとしているかもしれません。

 「Windows 10 Fall Creators Update」以降で、ファイルのオンデマンドが有効になっていれば、クラウド上のデータが更新されていた場合でも同期の容量は多くなりませんが、無効になっていたり、有効の場合でもPC上で大量のファイルが更新されている場合は、アップロードで同期が発生する可能性があります。

 「OneDrive」の同期は、一時的に停止できるので、外出先のWi-Fi環境で使う場合は一定時間、同期を停止しておくといいでしょう。

通知領域の「OneDrive」アイコンを右クリックして、[同期の一時停止]から時間を選ぶとその間、同期を停止できる