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ごみ箱にも残っていないファイルを復元できる「DataRecovery」 ~USBメモリにも対応

フォルダー単位での復元も可能

「DataRecovery」

 Windows 10の提供が開始されてもう3年目。新調したWindows 10搭載のパソコンにも慣れている方も多いだろう。Windows 10の標準機能は豊富で、さまざまな新機能もアップデートで追加される。しかし、Windows 10をもっと快適に使えるフリーソフトも数多く公開されている。パソコンの普段使いに少し不便を感じている方も、もっと自分仕様にカスタマイズしたい方も、フリーソフトの導入を検討してみてはいかがだろうか。本連載では「Windows 10」で“使える”フリーソフトを厳選。機能だけでなくあわせて紹介する利用シーンも参考にして欲しい。

万が一の備えに「DataRecovery」

 必要なファイルをうっかり消去してしまった経験はないだろうか。しかし、今回紹介する「DataRecovery」があれば安心だ。ドライブを指定して[スキャン]→[リカバリ]のみと操作も簡単。ハードディスクやリムーバブルディスクから直接削除したファイルを復元するほか、ごみ箱を空にした場合でもファイルを復元することができる。

USBメモリから削除したデータを復元

 日常の業務で悩ましいのは、USBメモリから必要なデータを消去してしまった時だろう。もし、人から受け取ったファイルなら、相手にも迷惑をかけてしまう。[Ctrl]+[Z]キーでも復元できず、ごみ箱にも残らないので困る。そんな時は「DataRecovery」を使ってデータの復元を試してみよう。

 ただし、ファイルの完全な復元が保証されるわけではない。また、削除時と同一のディレクトリに復元した場合、データが上書きされてうまく復元できないこともあるため注意が必要だ。

ここでは、USBメモリから消去してしまったファイルを復元する。「DataRecovery」を起動してUSBメモリを選択し、[スキャン]ボタンをクリックする
過去に消去済みのファイルの一覧が表示され、完全スキャンするかどうかのダイアログボックスが表示される。完全スキャンはかなり時間がかかるため、まずは[キャンセル]ボタンをクリックする。該当のファイルが見つからない時、再度スキャンしてから[OK]ボタンをクリックするといい
復元対象のファイルを選択して[リカバリ]ボタンをクリックして、復元先を指定する
無事に復元できるとメッセージが表示される

「DataRecovery」は持ち運びも可能

 「DataRecovery」の起動は、DataRecovery.exeを実行するだけ。インストール不要でレジストリも使わない。EXEファイルのサイズも小さいので、普段使っているUSBメモリなどに常備しておいて持ち運ぶという使い方もいいだろう。NTFS/FAT12/16/32のファイルシステムに対応している。ファイル単位はもちろん、フォルダー単位での復元にも対応している。NTFS圧縮ファイルも復元可能だ。