やじうまの杜
やたらリアルな樹木を簡単に生成できるフリーの3Dソフト「Tree It」が一部で話題
作成した樹木モデルは静止画や3Dファイル形式へ出力可能
2019年7月2日 06:45
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
やたらリアルな樹木の3Dモデルを簡単に生成できるフリーソフト「Tree It」が、ごく一部で話題になっています。
木を簡単に作れる[Tree It] がなかなか便利で楽しい!
— wanimation (@wanimation2910)June 25, 2019
.objや.fbxに書き出せるらしい。freeソフトなので誰でも試せるやつ!!!https://t.co/kGHat35iKXpic.twitter.com/LTOsS7clfg
もともとはゲームの素材となる樹木のポリゴンモデルを作成するツールのようで、枝や幹、葉といった大量のパラメーターをイジりながら、リアルタイムでそれっぽい樹木を生成してくれます。一本の木だけでなく、群生する花なども表現できるようです。
ちなみに、作成した樹木モデルは静止画として出力が可能。また、以下の3Dモデルファイルとしてエクスポートすることもできます。
- OBJ形式(*.obj):Wavefront Technologies社のアニメーションソフト「Advanced Visualizer」で利用されていたファイルフォーマット。シンプルなテキストファイル形式になっており、他の3Dソフトでもたいていサポートされているデファクトスタンダード
- FBX形式(*.fbx):2D・3D・音声・動画データやモーションなどを格納できるファイルフォーマット。異なる3Dソフト間でシームレスにグラフィックを制作するために設計されている
- X形式(*.x):「DirectX」で利用されているファイル形式
- DBO形式(*.dbo):3Dゲームの製作ソフト「DarkBASIC Pro」のファイル形式
編集部にて試用したところ、最近のWindowsではマルウェア対策機能「Windows Defender」にブロックされたり、インストールしても起動しなかったりするようです。ZIP版ならば動作する環境もあったので、どうしても試してみたい場合はインストーラー版よりもZIP版の利用をお勧めします。
お詫びと訂正: 記事初出時、10年間メンテナンスされていないとしていましたが誤りでした。お詫びして訂正いたします。