やじうまの杜
PC・スマホ間でリンクを簡単共有 ~「Google Chrome」のビルトイン機能が便利
[リンクをデバイスに送信][お使いのデバイスに送信]コマンドを使いこなそう
2019年12月26日 06:45
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昨日、「Google Chrome」と次期「Microsoft Edge」にQRコードでURLを受け渡しできる機能が搭載されることを紹介しましたが、現行の「Google Chrome」には別のURL送信機能[リンクをデバイスに送信]がすでに搭載されています。今年9月に正式リリースされた「Chrome 77」からロールアウトされているようで、知らないうちに変な機能が追加されていたと驚いた人も少なくないのではないでしょうか。
この[リンクをデバイスに送信]機能を利用するには、“Google アカウント”で「Chrome」にログインしておく必要があります。PC、iOS、Androidなどで相互利用できるので、個別に使い方を紹介しましょう。
PCの場合
アドレスバーをアクティブにすると、右端に[お使いのデバイスに送信]ボタンが表示されます。これをクリックすると、送信可能なデバイスがリストアップされるので、送り先のデバイスを選択すれば送信は完了です。「Chrome」がインストールされており、同じ“Google アカウント”でログインしていれば、OSを問わず送信できます。
また、リンクの右クリックメニューから[リンクをデバイスに送信](送信先のデバイスが1つしかない場合は、[(端末名)にリンクを送信])コマンドを利用しても、同様にURLの送信が可能です。
受信の際は、トーストでURLが通知されます。これをクリックすると、他のデバイスから「Chrome」で送られてきたリンクをPCの「Chrome」で開くことができます。
iOSの場合
iOS版「Chrome」の場合は、アドレスバー右端の[共有]アイコンをタップ。画面下からパネルが現れるので、[お使いのデバイスに送信]コマンドを選択します。すると、送信可能なデバイスが一覧表示されるので、送り先のデバイスを選択しましょう。
iOS版「Chrome」でリンクを受け取ると、「Chrome」の画面下部に[タブが共有されました]というバナーが現れます。[開く]ボタンを押すと、他のデバイスから送ったリンクを「Chrome」で開けます。
編集部の環境では、残念ながらiOSからの通知はありませんでした。手動で「Chrome」を開いて、受信バナーを確認しなければいけないのが少し面倒ですね。