やじうまの杜

“Twitter”のディスりをポジティブに変換してしまうGoogle Chrome拡張機能が開発中?(8月21日追記)

8月18日、テスターの募集が開始された

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“Twitter”のディスりをポジティブに変換してしまうGoogle Chrome拡張機能が開発中?

 “Twitter”で心無いリプライやメンションをもらうと、ちょっと傷ついたり、気分がブルーになってしまいますよね。そんな人たちの救世主になりそうな「Google Chrome」拡張機能が開発中とのことで、1.4万リツイート、3万いいねを集め、話題になっています。

 このアイデアを公表したのは、猫背を強制するデバイス“にゃぁぽっぽ”など、なんか一風変わったデバイスを数多くリリースしている会社“Nanka”。基本的な仕組みはシンプルで、ネガティブなワードを検出するとそれを対義語に置き換え、それをさらに具体化しているのだそうです。

 単に対義語に置き換える“一段階変換”よりも、具体化を挟んだ“二段階変換”の方がヒネリが効いていてよい、ということでしょうか。単にネガティブワードを置換するだけならそんなに難しくないようにも感じられますが、文脈を加味したり、変換後に自然な文章となるようにしたりしなければならないことを考えると、なかなかハードルの高そうな試みです。今流行りの機械学習などを利用するのでしょうか。

 このアイデアはICT分野における破壊的イノベーションの種となるような技術課題への挑戦を支援するプログラム“異能(Inno)vation”にも応募するとのこと。実現したらぜひ“窓の杜”でもレビューさせていただきたいです!

8月21日編集部追記: “Nanka”は8月18日、誹謗中傷ワードをポジティブなワードに変換するChrome拡張機能の、テスター募集を開始した。Twitter上の告知ツイートをフォロー、リツイート、いいねした人のうち何人かに“簡易版”を送付するとのこと。