やじうまの杜
“Twitter”のディスりをポジティブに変換してしまうGoogle Chrome拡張機能が開発中?(8月21日追記)
8月18日、テスターの募集が開始された
2020年8月6日 13:10
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
“Twitter”で心無いリプライやメンションをもらうと、ちょっと傷ついたり、気分がブルーになってしまいますよね。そんな人たちの救世主になりそうな「Google Chrome」拡張機能が開発中とのことで、1.4万リツイート、3万いいねを集め、話題になっています。
誹謗中傷ワードをポジティブワードに変換して表示するchrome拡張開発中。 バカ→東大卒 デブ→ナイスバディ ブス→ミスユニバース マヌケ→一休さん 消えろ→ずっとそばにいろよ クズ→人類の宝物 殺すぞ→長生きさせるぞ #誹謗中傷は犯罪ですpic.twitter.com/69x531cZqM
— nanka (@nankasince2016)August 4, 2020
このアイデアを公表したのは、猫背を強制するデバイス“にゃぁぽっぽ”など、なんか一風変わったデバイスを数多くリリースしている会社“Nanka”。基本的な仕組みはシンプルで、ネガティブなワードを検出するとそれを対義語に置き換え、それをさらに具体化しているのだそうです。
基本は対義語にしてそれを具体化してます。
— nanka (@nankasince2016)August 5, 2020
バカ→天才(対義語)→東大卒。 ノロマ→迅速→ウサインボルト のような二段階変換をしてます。
単に対義語に置き換える“一段階変換”よりも、具体化を挟んだ“二段階変換”の方がヒネリが効いていてよい、ということでしょうか。単にネガティブワードを置換するだけならそんなに難しくないようにも感じられますが、文脈を加味したり、変換後に自然な文章となるようにしたりしなければならないことを考えると、なかなかハードルの高そうな試みです。今流行りの機械学習などを利用するのでしょうか。
このアイデアはICT分野における破壊的イノベーションの種となるような技術課題への挑戦を支援するプログラム“異能(Inno)vation”にも応募するとのこと。実現したらぜひ“窓の杜”でもレビューさせていただきたいです!
8月21日編集部追記: “Nanka”は8月18日、誹謗中傷ワードをポジティブなワードに変換するChrome拡張機能の、テスター募集を開始した。Twitter上の告知ツイートをフォロー、リツイート、いいねした人のうち何人かに“簡易版”を送付するとのこと。
誹謗中傷ワードをポジティブワードに変換して表示するchrome拡張機能を使ってみたい方、フォロー、リツイート、いいねお願いします。何人かの方に簡易版(まだ完璧ではありません)を送付します。感想教えてください
— nanka (@nankasince2016)August 18, 2020
消えろ→ずっとそばにいろよ。クソ→神 等に変換されます。#ネガティブバスターpic.twitter.com/vHxkylvhxR