やじうまの杜
JRの切符を(ほぼ)完璧に再現! 鉄ヲタじゃなくてもワクワクしちゃう「マルス券面ジェネレーター」
WebブラウザーさえあればPCでもモバイルでもOK
2021年2月22日 18:30
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
JRグループが利用している予約・発券のシステムを“マルス”(MARS:Multi Access seat Reservation System)と呼ぶのだそうです。みどりの窓口で切符を求めると、係員の方があり得ない速度で機械を操作して切符が出てくる、アレですね。旅の記念に“無効”のハンコを押してもらって、大事にとっている人も少なくないのではないでしょうか。小さな頃からあまりデザインが変わってない気がするのですが、駅名や運賃だけじゃなく、謎の暗号のような文字列もちょろちょろ書かれていて、妙な好奇心をくすぐりますよね。なかには、この券面を自分で作ってみたいと思う方もいるかもしれません。
そんな方にピッタリのサービスが“マルス券面ジェネレーター”です。Webブラウザーさえあれば、だれでもJRの切符を再現できます。
「マルス券面ジェネレーター」公開します。まずは85mm乗車券の再現プログラムをリリースしますが他のものも順次公開します。https://t.co/eRajYJIp9Epic.twitter.com/SL5JDTUJbS
— yamasaka_m (@yamasaka_m)February 20, 2021
JRグループの駅名を網羅する関係で、発着駅のプルダウンメニューがえらい長さになっていて、目的の駅を探すのも一苦労ですが、確かに本物そっくりの券面を生成できます。さすがに運賃まで自動で算出されたりはしませんが、いろいろいじってるだけでも結構楽しいですね(“C制”などの言葉の意味は、ググって調べましょう!)。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、旅行を自粛している方も多いかと思いますが、思い出の旅の切符を再現したりして鬱憤を晴らしてみてはいかがでしょうか。ただし、いくら本物そっくりだからって偽切符を作るために利用してはいけませんよ?
調べてみると、この手のジェネレーターは他にもいくつかあるようです。互いに切磋琢磨して、楽しいサービスが増えてくれるとよいですね。もし気に入ったサービスがあれば、“投げ銭”などの開発協力をすることも検討してください。個人的には近鉄が好きなので、近鉄の特急券を再現できるとうれしいです。