その不安、アバストで解消します
第5回
ECサイトで検索したら別のサイトにその商品関連の広告が! なんだか不気味なトラッキング
2019年10月8日 06:55
ECサイトで商品を検索したら、ほかのWebサイトにもその商品に関連する広告が表示された! このような経験のある方も多いだろう。誰かに監視されているようで不気味でもある。これはトラッキングの結果が利用された典型的なケースだ。監視は大げさとしても、あなたの行動履歴は追跡されているのだ。
トラッキングとは、インターネット上のユーザーの検索や閲覧の履歴を記録することを指す。広告主は、トラッキングの内容を解析して、そのユーザーの好みに合う情報を提供しているというわけだ。そんな余計なお世話はいらないという方は、「アバスト アンチトラック プレミアム」の利用を検討してはいかがだろう。
トラッキングの功罪
トラッキング自体は害ではない。例えば、あなたが広告主としてWebサイトへの広告掲載を検討していたとする。事前にその商品に興味がありそうな人がわかれば効率がいい。また、その広告を経由して購入した、もしくは購入しなかった人の割合を把握できることは、今後の販売戦略につながるだろう。また、自社のWebページにどのような経路でたどり着いたのか、どれくらいの時間閲覧していたのかなどのデータも有用だ。
トラッキングのメリットはユーザーにもあり、Webサービスの利便性向上にも利用されている。スマートフォンのニュースアプリの中には、閲覧履歴を解析し、ユーザーの好みに合う記事を優先的に表示する仕組みを備えているものもある。ユーザーごとに表示内容を切り替える仕組みは「パーソナライズ」と呼ばれる。GoogleやYouTubeで検索したら、自分が関心のある情報ばかり集まってくるのも同じ仕組みだ。無駄な情報を探し回る手間が省ける。
トラッキングが問題視されるのは、ユーザーへの事前告知がないまま情報収集され、ユーザーの意図しないうちに広告配信者などに販売・提供される場合だろう。しかし、どのWebサービスが何の情報を収集していて、どのように利用しているのかを把握するのは難しい。Webサービスの利用規約にはその旨が記載されているだろうが、サービスが相互に絡み合うインターネットで選り好みは事実上不可能といえる。
Webブラウザーの機能は万能ではない
多くのWebブラウザーには広告をブロックする拡張機能が用意されているが万能ではない。Webサイトのレイアウト崩れや、Webサイトからの必要な要求もブロックしてしまい、コンテンツの閲覧を制限してしまうケースもある。また、広告をブロックした事実をトラッキングされることもある。
怪しげなサイトを訪問したら、閲覧履歴やCookieを削除すればいいという考えは間違いだ。パソコン上の履歴は消去できても、Webサイトに送信された行動履歴を消すことはできない。
また、Webブラウザーのいわゆる“匿名モード”では、閲覧履歴、Cookie、フィールドへの自動入力を保護することはできるが、接続情報はWebサービスの提供元へ送信される。トラッキングは可能ということだ。
インターネットを利用すればするほど、個人情報が蓄積される。収集された膨大なデータによって、習慣、所在地、抱えている問題など、個人のプロフィールが次第に明らかになっていくのだ。まるでストーキングされているようだが、インターネット上では常に誰かに見られていると考えておいた方がいい。
「アバスト アンチトラック プレミアム」でプライバシーを守る
そこで「アバスト アンチトラック プレミアム」年額4,180円(税込み)が役立つ。前述のようにWebブラウザーのみでインターネット上の行動履歴を完全に隠すことはできない。また、パソコンのハードウェア情報、OSの種類、Webブラウザーの設定、位置情報などを組み合わせると、指紋のようにユーザーの識別に使える痕跡(フィンガープリント)が残るが、「アバスト アンチトラック プレミアム」では、これらの痕跡を偽装してユーザーの識別情報を隠すことも可能だ。
現在の状況を確認して最適な対策法を設定可能。OSのスタートアップ時からトラッキングをブロックできるほか、Cookieの定期的な消去の設定や、Webブラウザー用の拡張機能も用意されている。プライバシーの保護に「アバスト アンチトラック プレミアム」はおすすめだ。
[制作協力:Avast Software Japan 合同会社]