できるGoogleスプレッドシート
第8回「Google スプレッドシート」なら関数でWebページ上の表を取り込み可能!
面倒な表のコピペが不要なIMPORTHTML関数の使い方
2024年12月13日 06:55
この記事はインプレス刊『できるGoogleスプレッドシート』(今井タカシ&できるシリーズ編集部 著)の一部を抜粋・編集しています(編集部)
Webページに掲載されている表を参照して、シート上に表示してみましょう。IMPORTHTML(インポートエイチティーエムエル)関数を利用します。取り込んだ表を編集したいときは、[値のみ貼り付け]で貼り付けます。
=IMPORTHTML(URL,クエリ,指数)
[URL]に含まれる表やリストを取り込む
IMPORTHTML関数のような、外部と情報を送受信する機能を初めて利用するときは、警告が表示されます。問題のある操作をしているわけではないので、安心して[アクセスを許可]をクリックしてください。
IMPORTHTML関数を使うと、Webページに含まれる表やリストを取り出せます。対象のWebページに合わせて、引数[クエリ]には「"table"」または「"list"」と指定します。[指数]は、WebページのHTMLコードで定められる表やリストの番号のことです。一般的にWebページの上部からの数と考えられます。例えば、上から2番目の表を取り込むには「2」と指定します。
Webページに掲載されている表やリストが必要な場合、コピーしてシートに貼り付けると、表の体裁もコピーされることが多いでしょう。セルの色やフォントなどの書式を除いたデータが必要なときは、IMPORTHTML関数を使ってみてください。ただし、画像としてWebページに掲載されている表の内容は取り込めません。