できるGoogleスプレッドシート

第8回

「Google スプレッドシート」なら関数でWebページ上の表を取り込み可能!

面倒な表のコピペが不要なIMPORTHTML関数の使い方

 この記事はインプレス刊『できるGoogleスプレッドシート』(今井タカシ&できるシリーズ編集部 著)の一部を抜粋・編集しています(編集部)

IMPORTHTML関数でWebページから表を取り込む

 Webページに掲載されている表を参照して、シート上に表示してみましょう。IMPORTHTML(インポートエイチティーエムエル)関数を利用します。取り込んだ表を編集したいときは、[値のみ貼り付け]で貼り付けます。

=IMPORTHTML(URL,クエリ,指数)

[URL]に含まれる表やリストを取り込む

 IMPORTHTML関数のような、外部と情報を送受信する機能を初めて利用するときは、警告が表示されます。問題のある操作をしているわけではないので、安心して[アクセスを許可]をクリックしてください。

IMPORTHTML関数を初めて入力したときは警告が表示される

 IMPORTHTML関数を使うと、Webページに含まれる表やリストを取り出せます。対象のWebページに合わせて、引数[クエリ]には「"table"」または「"list"」と指定します。[指数]は、WebページのHTMLコードで定められる表やリストの番号のことです。一般的にWebページの上部からの数と考えられます。例えば、上から2番目の表を取り込むには「2」と指定します。

Webページの表を取り込む

 Webページに掲載されている表やリストが必要な場合、コピーしてシートに貼り付けると、表の体裁もコピーされることが多いでしょう。セルの色やフォントなどの書式を除いたデータが必要なときは、IMPORTHTML関数を使ってみてください。ただし、画像としてWebページに掲載されている表の内容は取り込めません。

できるGoogleスプレッドシート
  • 【価格】1,870円
  • 【発売日】2024年9月18日
  • 【ページ数】256ページ
  • 【著者】今井タカシ&できるシリーズ編集部
『できるGoogleスプレッドシート』

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