できるGoogleスプレッドシート
第7回「Google スプレッドシート」でピボットテーブルを使いこなそう!
ピボットテーブルの作成から各項目が全体に占める割合を表示するまで解説
2024年12月10日 06:55
この記事はインプレス刊『できるGoogleスプレッドシート』(今井タカシ&できるシリーズ編集部 著)の一部を抜粋・編集しています(編集部)
1つの表から、さまざま切り口でデータを集計して分析できることがピボットテーブルのメリットです。1つの正解があるわけではありません。集計する値や分類を切り替えながら目的の結果に近づけます。フィルタ操作では見えない結果をまとめてみましょう。
ピボットテーブルを作成するときは、最初にどの値を集計するのかを考えます。ここでは[販売数]列を対象にしますが、[販売金額]列も集計対象にできます。次に集計した値を分類する基準を考えます。ここでは[席]列と[販売元]列で分類します。それぞれ行見出しにするのか、列見出しにするのかを決めておきましょう。
手順4で求めた全体に占める販売数の割合は、元の表には含まれていません。ピボットテーブルで見えてくるデータの一例です。[列]に追加した[販売元]フィールドを[行]に移動すると、割合の値を残したまま、結果が切り替わることを確認できるでしょう。このように、さまざまな視点でデータを分析できることがピボットテーブルのメリットです。