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高機能・高品質なデスクトップ録画ツール「Bandicam」がメジャーアップデート

“フルスクリーン”“マウス周辺”の録画モードを追加。デザインも刷新され使いやすく

「Bandicam」v4.0.0

 韓国のBandicam Companyは23日(現地時間)、デスクトップ動画キャプチャーソフト「Bandicam」の最新版v4.0.0を公開した。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「Bandicam」は、デスクトップ画面だけでなく、ゲームのプレイ画面やWebカメラの録画にまで対応した本格的な動画キャプチャーソフト。Intel、NVIDIA、AMDのハードウェアアクセラレーション機能に対応しており、画質・音質の劣化を最小限に抑えつつ、高品質・低負荷なデスクトップキャプチャーを実現する。録画中の書き込みや、静止画のキャプチャーも可能だ。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、スキンのデザインをフラットなイメージへ刷新。よく使う機能へのショートカットをメインウィンドウへ追加したほか、初心者向けのチュートリアル画面を用意するなど、各所に使い勝手向上の工夫がみられる。

 機能面では、“フルスクリーン”録画モードと“マウス周辺”録画モードが追加されたのが大きな変更点。“マウス周辺”録画モードを利用すれば、あらかじめ指定したサイズの矩形領域を、マウスカーソルの動きに合わせてキャプチャーすることが可能だ。

 また、動画キャプチャー中に描き込みが行える“リアルタイム描画”機能では、新たにテキスト入力がサポートされた。マウスによる手書き入力が苦手なユーザーにとってはありがたい機能なのではないだろうか。

“フルスクリーン”録画モードと“マウス周辺”録画モードが追加
“リアルタイム描画”機能では、新たにテキスト入力がサポート

 そのほかにも、管理者権限なしで「Bandicam」を起動するショートカットがスタートメニューに追加された。また、ゲーム録画モードへの切り替えを高速化するなどの改善や、不具合の修正も施されている。

 「Bandicam」は、64bit版を含むWindows Vista/7/8/10に対応するシェアウェア、価格は1台ライセンスで4,320円(税込み)など。無償で試用できるが、試用中はキャプチャー動画に透かしが追加されるなど一部機能に制限がある。

ソフトウェア情報

「Bandicam」
【著作権者】
Bandicam Company
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8/10
【ソフト種別】
シェアウェア 4,320円/台(税込み)など
【バージョン】
4.0.0(17/08/23)