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Microsoft、コラボワークスペース「Teams」にゲストアクセス機能を追加

まずは“Azure Active Directory”で。将来的には“Microsoft アカウント”にも対応

Microsoft、「Microsoft Teams」にゲストアクセス機能を追加したことを発表

 米Microsoft Corporationは11日(現地時間)、「Microsoft Teams」にゲストアクセス機能を追加したことを発表した。社外のユーザーを「Microsoft Teams」に招いて、グループチャットやミーティングに参加させることができる。

 「Microsoft Teams」は、テキストチャット・ボイスチャット・ビデオチャットといったグループコミュニケーション機能を中心に、「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」「SharePoint」「Power BI」といったオフィスツールや、スケジュール調整、ファイル共有を統合した業務向けワークスペース。今年3月に正式リリースされて以降、125,000を超える組織で導入されているという。

 本日発表されたアップデートでは、“Azure Active Directory(Azure AD)”のアカウントを「Microsoft Teams」へゲストとして追加できるようになった。“Azure AD”は“Office 365”を中心に、サードパーティーサービスでもシングルサインオンのためのソリューションとして幅広く利用されているが、それらを手軽に自社の「Microsoft Teams」と連携させられるようになったのは大きなメリットだ。

 さらに、将来的には“Microsoft アカウント”をもつユーザーをゲストとして追加できるようになるとのこと。“Microsoft アカウント”はメールアドレスさえあればだれでも無償で取得できるため、コラボレーションの輪がより一層広がることになる。

 そのほかにも、ボットが手軽に作成できるとして人気のツールキット“Botkit”が「Microsoft Teams」をサポートしたことも併せてアナウンスされている。