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「Apache OpenOffice」が1年ぶりの更新 ~プロジェクトは依然危機的状況か
旧バージョンのユーザーはアップデートの適用を
2017年10月20日 12:51
The Apache Software Foundationは19日(米国時間)、オープンソースのオフィス統合環境「Apache OpenOffice」v4.1.4を公開した。「Apache OpenOffice」のアップデートは約1年ぶり。同プロジェクトは人員不足による存続が危ぶまれていたが、状況は依然厳しそうだ。
本バージョンは重要な不具合やセキュリティ問題の修正、辞書の更新などを含んだメンテナンスアップデート。v4.1.3およびそれ以前のバージョンを利用しているユーザーすべてに対し、アップデートの適用が推奨されている。
「Apache OpenOffice」は、Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在The Apache Software FoundationのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/Server 2012/8.1/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
なお、日本語公式サイトでは最新版が依然v4.1.3だと案内されているが、ダウンロードされるパッケージはv4.1.4のものになっているようだ。
ソフトウェア情報
- 「Apache OpenOffice」Windows版
- 【著作権者】
- The Apache Software Foundation
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Server 2012/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 4.1.4(17/10/19)