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ロシア発のスタイリッシュな音楽プレイヤー「AIMP」が大規模更新 ~4Kモニターに対応
MKA/AA3/AT3/OMA形式のサポートやライブラリのパフォーマンス向上なども
2017年10月31日 16:32
ロシア発のスタイリッシュな音楽プレイヤー「AIMP」の最新版v4.50が、30日(現地時間)に公開された。v4.13から大幅にバージョンナンバーが繰り上げられた今回のアップデートでは4Kモニターのサポートが追加されたほか、スケーリング設定の異なる複数モニター環境への対応が強化されている。
「AIMP」は、イコライザー・サウンド効果・視覚効果・オーディオライブラリ・タグ編集・ファイルフォーマットの変換といった機能を備えた多機能な音楽プレイヤーソフト。ロシア生まれながら日本語にも対応しており、日本のユーザーでも不自由なく扱える。
本バージョンでは4Kモニターへの対応のほかにも、サウンドエンジンや音楽ライブラリ、オーディオコンバーター、タグエディター、スキンエディターなどで多くの改善が施されている。
まずサウンドエンジン関連では、新たにWebM、Matroskaコンテナー、MPEG-DASHがサポートされた。MKA/AA3/AT3/OMA形式のオーディオファイルが再生できるほか、YouTubeの音楽ファイルにも対応しているという。
一方、音楽ライブラリではデータベースエンジン「SQLite」を使うのをやめ、独自設計のものが新たに導入された。これにより、パフォーマンスが10倍以上向上したという。また、リストビューのヘッダーにはフィルター機能が追加され、指定した条件に合致した楽曲のみを絞り込み表示できるようになった。そのほかにも再生回数といった統計情報のみをリセットする機能などが追加されている。
オーディオコンバーターにおける改善は小幅だが、変換処理の完了時にアプリケーションを終了する機能や統計情報を表示する機能といったニーズの高かった機能が実装された。また、タグエディターでは入力できる項目が拡充。歌詞を入力する機能なども追加されている。
「AIMP」はWindows Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。Windows版のほかにもAndroid版が存在する。
ソフトウェア情報
- 「AIMP」
- 【著作権者】
- Artem Izmaylov 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.50 Build 2042(17/10/30)