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Twitter、“認証バッジ”の仕組みを見直しへ ~リクエストは一時保留
公式に価値を認められたアカウントとの誤解が広まる。一部アカウントの認証解除も検討
2017年11月16日 11:54
米Twitter Inc.は16日(日本時間)、“Twitter”の認証バッジプログラムに変更を加える方針を明らかにした。しばらく認証バッジのリクエストを保留するほか、すでに認証バッジが付いたアカウントに関しても見直しを行うという。
“Twitter”の認証バッジとは、注目分野のユーザーのアカウントが本人によって運営されているということを認定する仕組み。認定を受けたアカウントは名前の隣に青いバッジが付与される。
この仕組みは元々なりすましなどを防止するためのものだが、最近は本来の意味ではなく、“Twitterに価値を認められたアカウント”という意味にとるユーザーが増えているという。たとえば、認証バッジが付いたアカウントが不適切なツイートをした場合に、“Twitterのお墨付きを得たツイートである”という印象を持つユーザーが増えている。
同社は認証バッジの仕組みを明確にせず、誤解が広まったことを謝罪するとともに、認証バッジのリクエストを公開制にしたことが原因として認証と検証のプログラムを新たにするとしている。また、ガイドラインに沿わないアカウントは認証済みであってもバッジを外すことがあるという。
先日ご案内したように、認証バッジのプログラムに変更を行います。ご本人であることを意味する認証バッジですが、「Twitterに(価値を)認められたアカウント」という意味合いが広まってしまいました。この違いをもっと以前に明確にすべきでした。申し訳ございません。https://t.co/QFbMthzvp4
— Twitter Japan (@TwitterJP)2017年11月15日