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Microsoft、リアルタイムな共同開発を実現する「Visual Studio Live Share」を発表
2018年第1四半期にはユーザーを限定したプライベートプレビューを米国で提供
2017年11月16日 16:25
米Microsoft Corporationは15日(現地時間)、開発者向けのオンラインイベント“Microsoft Connect(); 2017”で、「Visual Studio Live Share」を発表した。「Visual Studio 2017」や「Visual Studio Code」を利用している開発者がリアルタイムでコーディングやデバッグを共有し、共同で作業を行えるようになる。
「Visual Studio Live Share」の特徴は、ソースコードを同期させたり、開発ツールや設定、環境を揃えたりしなくても共同開発が行えること。「Visual Studio」ファミリーであれば、プラットフォームを問わず利用できるという。ホストのワークスペースの状態をそのまま他の開発者と共有できるので、あらかじめリポジトリをクローンしたり、依存関係をインストールしておく必要もない。「Visual Studio」の強力な開発支援機能の恩恵を受けることができるほか、協力してデバッグ作業を行えるのも魅力と言える。
「Visual Studio Live Share」のリリース時期は未定だが、2018年第1四半期にはユーザーを限定したプライベートプレビューが米国で提供されるようだ。プライベートプレビューの招待を受けるには、あらかじめ登録を行う必要がある。