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CSVモードでドラッグ&ドロップによる選択セルの移動に対応した「EmEditor」v17.3.0

「Microsoft Excel」に近い操作感にまた1歩近づく

「EmEditor Professional」v17.3.0

 米Emurasoftは13日(日本時間)、定番テキストエディター「EmEditor Professional」v17.3.0を公開した。本バージョンの目玉は、CSVセル選択モードでドラッグ&ドロップによる選択セルの移動やコピーが行えるようになったこと。「Microsoft Excel」に近い操作感にまた1歩近づいた。

 選択したセルをマウス操作で移動させるには、セルの枠をドラッグ&ドロップすればよい。ドラッグする際に[Ctrl]キーを押し下げれば、選択セルをコピーすることも可能だ。また、列または行全体を選択しているときに[Shift]キーを押しながらドラッグ&ドロップすれば、その順番を入れ替えることができる。

EmEditor 新機能 - CSV ドラッグ アンド ドロップ

 そのほかにも、ステータスバーに表示される行番号・桁などの数字が3桁区切りで表示されるようになった。また、正規表現エンジン「Onigmo」がv6.1.3へアップデートされ、正規表現の非包含オペレーターをはじめとする新機能が利用できるようになった。ただし、特定の否定戻り読みではエラーが発生することがあるという。その場合は[大文字小文字を区別する]オプションを設定すればよいとのこと。

 「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2012に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2012
【ソフト種別】
シェアウェア(通常ライセンスは税抜き4,800円、永久ライセンスは税抜き18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
17.3.0(17/12/13)