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リモートデスクトップ接続ソフト「TeamViewer」に再び脆弱性、修正版が公開

マウス操作のアクセス管理に問題

「TeamViewer」v13.0.6447

 独TeamViewer GmbHは、リモートデスクトップ接続ソフト「TeamViewer」v13.0.6447を公開した。今回のアップデートでは、マウス操作のアクセス管理におけるセキュリティ問題が修正された。今月で2回目のセキュリティアップデートとなる。

 脆弱性の詳細は明らかにされていないが、前回のリリースv13.0.5640ではDLLインジェクションの脆弱性により、マウスのコントロールを奪われたり、“役割の切り替え”機能でシステムが乗っ取られる問題が修正されており、それに関連のあるアップデートの可能性がある。利用中のユーザーはできるだけ早めのアップデートを心掛けたい。

 そのほかにも、本バージョンではフルスクリーンモードになっているにもかかわらずローカル環境のタスクバーが表示される問題や、接続の試行に時間がかかる問題、アプリケーションがクラッシュする問題などが修正されているという。

「TeamViewer」は、Windows/Mac/Linuxやモバイルデバイスをサポートするマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。個人の非商用であれば無償で利用できる(それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスの購入が必要)。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「TeamViewer」Windows版
【著作権者】
TeamViewer GmbH
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人の非商用のみ)
【バージョン】
13.0.6447