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「WinSCP」の最新版v5.13.1が公開、「OpenSSL」をv1.0.2oへとアップデート

サービス運用妨害(DoS)攻撃などを招く恐れのある3件の脆弱性が修正

「WinSCP」v5.13.1

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.13.1が、28日に公開された。本バージョンは、セキュリティ問題と不具合を修正したメンテナンスアップデートとなっている。

 今回のアップデートでは、TLS/SSLの処理に利用されているライブラリ「OpenSSL」がv1.0.2oへとアップデートされた。脆弱性ポータルサイト“JVN”のレポート(JVNVU#93502675)によると、このバージョンではサービス運用妨害(DoS)攻撃などを招く恐れのある3件の脆弱性が修正されているという。脆弱性の深刻度の内訳は、4段階中上から3番目の“中”が2件、最低の“低”が1件。

 そのほかにも、ローカライズの改善が行われている。

 「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Přikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 10/Server 2016まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.13.1(18/03/28)