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「WinSCP」の最新版v5.13.1が公開、「OpenSSL」をv1.0.2oへとアップデート
サービス運用妨害(DoS)攻撃などを招く恐れのある3件の脆弱性が修正
2018年3月29日 12:12
オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.13.1が、28日に公開された。本バージョンは、セキュリティ問題と不具合を修正したメンテナンスアップデートとなっている。
今回のアップデートでは、TLS/SSLの処理に利用されているライブラリ「OpenSSL」がv1.0.2oへとアップデートされた。脆弱性ポータルサイト“JVN”のレポート(JVNVU#93502675)によると、このバージョンではサービス運用妨害(DoS)攻撃などを招く恐れのある3件の脆弱性が修正されているという。脆弱性の深刻度の内訳は、4段階中上から3番目の“中”が2件、最低の“低”が1件。
そのほかにも、ローカライズの改善が行われている。
「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「WinSCP」
- 【著作権者】
- Martin Přikryl 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003からWindows 10/Server 2016まで
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.13.1(18/03/28)