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カラーマネジメント機能が強化された「FireAlpaca」v2.1.0が公開
デバイスによる色表現の差を吸収する“カラープロファイル”を扱えるように
2018年4月10日 06:00
ペイントソフト「FireAlpaca」の最新版v2.1.0が、9日に公開された。今回のアップデートではカラーマネジメント機能が強化。デバイスによる色表現の差を吸収する“カラープロファイル”を扱えるようになった。
カラープロファイルの適用は、新規作成ダイアログで指定することが可能。[表示]-[カラーマネジメント]ダイアログで変更することもできる。カラープロファイルの読み込みは「FireAlpaca」の起動時に行われる仕組みで、指定したフォルダー([カラーマネジメント]ダイアログからアクセス可能)にカラープロファイルを配置しておくだけでよい。
本バージョンではJPEG/PNGファイルやPSDファイルのカラープロファイルを読み込めるようになったほか、MDPファイルにカラープロファイルを埋め込めるようになった。[表示]-[CMYKソフトプルーフ]オプションを有効化していれば、[ファイル]メニューからCMYK形式のPSDファイルで画像データを書き出すこともできる。
そのほかにも、ブラシのタイプとして“ローラー(リボン)”が新たにサポート。キチンと閉じていない領域をバケツツールで塗るのに便利な[隙間を塞ぐ]オプションが追加された。また、複数レイヤーの挿入でアプリがフリーズする不具合が修正されているという。
「FireAlpaca」は、シンプルな操作性が魅力のペイントツール。Windows/Macの両方に対応しており、集中線やスピード線を引いたりパースをとるのに便利なスナップツール、自分の描いた絵をブラシとして使うオリジナルブラシ、漫画原稿テンプレートなど、機能も充実している。永久無料を謳っており、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows Vista以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「FireAlpaca」Windows版
- 【著作権者】
- (株)ピージーエヌ
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.1.0(18/04/09)