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マンガ向けフィルターが充実した無償ペイントソフト「FireAlpaca」v2.1.5が公開

集中線・流線・ウニフラッシュを簡単に描画可能に、移動ぼかしフィルターも

「FireAlpaca」v2.1.5

 (株)ピージーエヌは18日、永久無料を謳う高機能ペイントソフト「FireAlpaca」の最新版v2.1.5を公開した。今回のアップデートでは、“移動ぼかし”フィルターを新規に搭載。マンガでよくつかわれる集中線・流線・ウニフラッシュを簡単に描画できるフィルターも追加された。

 “移動ぼかし”は指定した角度と距離に基づいてぼかしをかけるフィルターで、被写体に動きを与えるためによく使われる。「FireAlpaca」の場合、コンパスで向きを、スライダーで強度を指定すると、被写体がブレて高速に移動したかのように演出することができる。[プレビュー]オプションを有効化すれば、フィルターを適用する前に結果を確認することも可能。

 一方、“集中線”と“流線(スピード線)”は“効果線”と呼ばれるマンガ表現の一種。読み手の視線を一箇所に集めて臨場感を演出したり、登場人物の驚きを表現したり、物体の移動にインパクトを持たせたい場合に多用される。“ウニフラッシュ”もマンガ表現の一種で、吹き出しなどに用いられる。

被写体に動きを与える“移動ぼかし”
読み手の視線を一箇所に集める“集中線”
物体の移動などを表現する“流線”
吹き出しなどに用いられる“ウニフラッシュ”

 「FireAlpaca」は、シンプルな操作性が魅力のペイントツール。Windows/Macの両方に対応しており、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows Vista以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「FireAlpaca」Windows版
【著作権者】
(株)ピージーエヌ
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1.5(18/06/18)