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「Windows 10 Anniversary Update」のサポートが終了

他にもOS関連では「Windows Embedded CE 6.0」の延長サポートが打ち切り

同社のサポートページ

 米Microsoftは10日(現地時間、以下同)、「Windows 10 バージョン 1607」半期チャネルのサポートを終了する。セキュリティ更新プログラムの提供は、同日リリースされる月例アップデートが最後となる(日本時間では11日)。

 「Windows 10 バージョン 1607(Windows 10 Anniversary Update)」は、「Windows 10」で2つ目となる機能アップデートで、2016年8月2日にリリースされた。手書きのノートや付箋を簡単に作成できる“Windows Ink”機能や「Microsoft Edge」における拡張機能のサポート、購入したゲームをWindows 10 PCとXbox Oneの両方でプレイできる“Xbox Play Anywhere”などが目玉機能だった。

 サポートの終了後はセキュリティ更新プログラムの提供が受けられなくなるため、利用の継続は推奨されない。できるだけ早めに「Creators Update」以降の「Windows 10」へアップデートする必要がある。

 そのほかにも、この4月には「Office 2013」のメインストリームサポート(追加で5年間の延長サポートあり)や「Visual Studio 2008」のサポートが終了するので注意。OS関連では「Windows Embedded CE 6.0」の延長サポートが4月10日で打ち切られる。

編集部追記:EnterpriseおよびEducationエディションのみに提供されていた「Windows 10 バージョン 1511」の追加サービスも4月10日で終了する。