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セッションの記録・再生に対応したリモートデスクトップソフト「AnyDesk」v4.0
Windows版ではセッションの切断時に自動ロックするオプションや自動更新をサポート
2018年4月11日 15:59
クロスプラットフォーム対応のリモートデスクトップ操作ソフト「AnyDesk」の最新版v4.0が、11日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトからWindows/Mac版を無償でダウンロードできる。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることも可能。
「AnyDesk」は、「Google Chrome」風のタブインターフェイスを持つシンプルなリモートデスクトップ操作ソフト。インストール不要で使い始められる点や、7桁の数字からなる“AnyDesk アドレス”をやり取りするだけで接続できる簡便さが最大の特徴。また、LinuxやFreeBSD、Android、iOS、Raspberry Piといったプラットフォームをサポートするほか、マルチモニター環境のリモートPCに対応する点、私的利用であれば無償で利用できる点なども魅力といえるだろう。同時接続数が1つに制限されるのが難点だが、有償の“Professional”ライセンス(年額229米ドルなど)を購入すれば制限を解除することができる。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、セッションの記録と再生がサポートされた。[設定]画面の[記録]セクションでセッションの記録を有効化すると、リモートデスクトップの操作を記録し、あとで再生することができる。記録されたセッションの一覧は、[セッション記録]メニューからアクセス可能。
そのほかにも、Windows版では「AnyDesk」を切断した際にリモートPCを自動でロックするオプションなどが追加されたほか、ノーマルセッションの最中にもファイルマネージャーが利用できるようになった。また、自動更新機能がサポートされ、「AnyDesk」をインストールする際に有効化できるようになったほか、インストールされた「AnyDesk」に“エイリアス(別名)”を付けて管理できるようになっている。
ソフトウェア情報
- 「AnyDesk」Windows版
- 【著作権者】
- AnyDesk Software GmbH
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ)
- 【バージョン】
- 4.0(18/04/11)