ニュース

リモートデスクトップソフト「AnyDesk」v4.1.0公開 ~Windows 7のDLLプリロード対策が施される

「OpenSSL」ライブラリの更新や不具合の修正なども実施

「AnyDesk」v4.1.0

 独AnyDesk Software GmbHは17日(現地時間)、リモートデスクトップ操作ソフト「AnyDesk」Windows版のv4.1.0を公開した。

 本バージョンはセキュリティに関係するバージョンアップで、Windows 7のDLLプリロードの脆弱性に対する防護策が施されたほか、「OpenSSL」ライブラリが最新版に更新されており、できるかぎり早いアップデートが推奨されている。

 また、モニターがスリープモードになっている場合の問題の修正や、自動アップデートが無効になっている際の手動アップデートのリンクの修正などが施された。そのほか、アドレス帳の更新のパフォーマンス向上といった変更もおこなわれている。

 「AnyDesk」は、シンプルで高速なリモートデスクトップ操作ソフト。Windows XP以降に対応する個人利用のみのフリーソフトで、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。ビジネスユーザー向けには年間79米ドルの“Lite”や年間229米ドルの“Professional”といったライセンスが用意されている。

ソフトウェア情報

「AnyDesk」
【著作権者】
AnyDesk Software GmbH
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ)
【バージョン】
4.1.0(18/05/17)