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アプリフレームワーク「Electron」がv2.0.0に、セマンティックバージョニングを採用へ
Macでアプリ内購入がサポートされるなど、機能やAPIの拡張が行われる
2018年5月10日 12:57
アプリケーションフレームワーク「Electron」v2.0.0が、2日に公開された。Macでアプリ内購入がサポートされるなど、機能やAPIの拡張が行われている。
「Electron」は、GitHubが開発したオープンソースのGUIフレームワーク。「Chromium」(「Google Chrome」のベースとなっているオープンソースブラウザー)や「Node.js」が利用されており、HTML/CSS/JavaScriptといったWeb技術だけで、Windows/Mac/Linuxに対応したデスクトップアプリケーションを開発できる。GitHubが開発している「Atom」や「GitHub Desktop」以外にも、「Visual Studio Code」など多くのクロスプラットフォームアプリケーションで採用されている。
「Electron」のソースコードは現在、公式サイト“electronjs.org”からダウンロード可能。なお、v2.0.0以降はセマンティックな(意味付けされた)バージョンナンバリングが採用されるとのこと。「Electron」のメジャーバージョン(x.x.xの最初の部分)は主に「Chromium」のメジャーバージョンにあわせてインクリメントされるようになるため、これからはより頻繁にメジャーバージョンアップが行われることになる。