ニュース

Windows 10で[同期の設定]が機能しないケースについてMicrosoftが案内

「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」以降の仕様変更のため

[同期の設定]機能

 「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」以降では[同期の設定]機能の仕様が変更されており、“Microsoft アカウント”を追加しても設定の同期が行えない場合があるという。6日(日本時間)付けで公開された、Microsoftの公式ブログ“Ask the Network & AD Support Team”で案内されている。

「設定」アプリの[アカウント]-[メール & アプリのアカウント]セクション

 Windows 10では、「設定」アプリの[アカウント]-[メール & アプリのアカウント]セクションで“Microsoft アカウント”を追加すると[同期の設定]機能が利用できるようになる。

 しかし、「Windows 10 Creators Update」以降のOSでは、ドメインに参加しているユーザーは“Microsoft アカウント”を追加しても[同期の設定]を有効化することができない。「設定」アプリでもオプションがグレーアウトされており、ONにできないようになっている。

 同社によると、これはドメインの管理者が意図しない設定が[同期の設定]機能を介して有効にならないようにするためであるとのこと。ドメインユーザーアカウントと“Microsoft アカウント”を同期させないようにしてほしいという要望が多数寄せられていたという。