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テキスト貼り付け時の既定書式を指定可能に ~Windows 10向け「OneNote」の6月更新
オプション画面で選択が可能
2018年6月19日 14:12
Windows 10向け「OneNote」アプリに配信される6月の機能更新プログラム(v17.10228.20003)の内容が、Microsoftのサポートサイトで公表された(先月は新機能なし)。今回のアップデートでは、クリップボードのテキストを「OneNote」へ貼り付ける際、書式を保持するかどうかを選択できるようになっている。
たとえば、Webブラウザーでテキストを選択してクリップボードへコピーすると、太文字や斜字といった書式を保持したテキストデータと、書式のないプレーンテキストの2種類のデータがクリップボードに格納される。これを他のアプリケーションへ貼り付けると、対応アプリでは書式付きのテキストデータが、プレーンテキストしか扱えない「メモ帳」などのアプリでは書式なしのテキストデータが貼り付けられる。
「OneNote」アプリでは、右クリックメニューから[貼り付け]コマンドを実行する際、どの形式で貼り付けるかをサブメニューで選択可能。6月のアップデートにより、あらかじめオプション画面で既定の形式を選択しておけば、わざわざサブメニューへアクセスしなくても[Ctrl]+[V]キーで好みの形式で貼り付けられるようになった。
Windows 10向け「OneNote」アプリは現在、“Microsoft ストア”から無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、「ストア」アプリを介して最新版へアップデートできる。なお、今回発表された機能は段階的にリリースされるため、環境によっては利用できないことがあるので注意。
なお、「OneNote」アプリはWindows 7/8.1をサポートしたデスクトップも存在するが、将来的にはストアアプリ版一本化される予定だ。
ソフトウェア情報
- 「OneNote」Windows 10版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10/Windows 10 Mobile
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 17.10228.20003