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Apple、“KRACK”脆弱性を修正する「Boot Camp」用Wi-Fiアップデートをリリース
iOSへの対策は昨年末に実施済み
2018年7月10日 00:05
米Appleは7月5日(現地時間)、「Boot Camp 用 Wi-Fi アップデート」v6.4.0を無償公開した。MacにWindowsをインストールして運用できる「Boot Camp」のWi-Fiドライバーを更新し、“KRACK”脆弱性への対策を行うことができる。
“KRACK”は、Wi-Fiクライアント(子機)がアクセスポイントに接続する際に行う暗号化通信“WPA”のハンドシェイク処理に起因する脆弱性。最悪の場合、暗号化された通信を復号して盗聴したり、特定の暗号化を利用した際に通信内容を改竄できるようになるという。
なお、今回リリースされた修正プログラムは以下の環境で利用可能。
- MacBook(Late 2009 およびそれ以降のモデル)
- MacBook Pro(Mid 2010 およびそれ以降のモデル)
- MacBook Air(Late 2010 およびそれ以降のモデル)
- Mac mini(Mid 2010 およびそれ以降のモデル)
- iMac(Late 2009 およびそれ以降のモデル)
- Mac Pro(Mid 2010 およびそれ以降のモデル)
iOSへの対策は昨年末に実施されている。