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IPA、情報漏洩の防止マニュアルを拡充 ～「Windows 10」「Office 2016」などの解説を追加
リモートワークの浸透をうけ、最新製品の暗号化設定や運用方法に重点
2018年9月4日 16:07
独立行政法人情報処理推進機構（IPA）は9月4日、「情報漏えいを防ぐためのモバイルデバイス等設定マニュアル 実践編」を拡充したことを発表した。本ドキュメントは2013年4月に公開されたものだが、昨今リモートワークが普及しつつあることをうけ、比較的新しいOSやアプリを利用する際に留意すべきファイルやディスクドライブの暗号化設定を重点的に拡充しているという。
今回のアップデートで追加されたドキュメントは、以下の3点。
・「実践編 - Windows10での設定方法」（PDF形式：3.20MB)
・「実践編 - Office2016 / Office365での設定方法」（PDF形式：629kB)
・「実践編 - AcrobatDC / Acrobat2017での設定方法」（PDF形式：667kB
たとえば「実践編 - Windows10での設定方法」では、端末のロックを設定・運用する方法や、「EFS」によるフォルダーの暗号化、「BitLocker」によるドライブ暗号化が解説されている。
これらのドキュメントは現在、IPAのWebサイトから無償でダウンロード可能。過去に公開された「解説編」「実践編」ともども、セキュリティの向上に役立てていただきたい。