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「Windows 10 19H1」Build 18234が公開 ~スクショツール・付箋・ToDoアプリを強化

ダークモードに対応した「エクスプローラー」も含まれる

PC版「Windows 10 Insider Preview」Build 18234(19H1)

 米Microsoftは9月6日(現地時間)、PC版「Windows 10 Insider Preview」のBuild 18234(19H1)を“Windows Insider Program”の参加ユーザーに対して公開した。コンテンツの受け取り設定で“Skip Ahead”を選択しているユーザー向けのリリースとなる。

 「Windows 10 19H1」は、今秋リリースされる予定の「October 2018 Update」に続くバージョン。「Windows 10」は毎月配信される不具合修正が中心の“品質更新プログラム”に加え、年2回(春・秋)のペースで新機能を含む“機能アップデート”が提供されている。大きな問題がなければ、「Windows 10 19H1」は2019年春に正式公開される見込みだ。

 本ビルドでは多くの不具合が修正されたほか、標準アプリの充実が図られた。たとえば、OS標準のスクリーンショットツール「Snip&Sketch(切り取り領域とスケッチ)」がv10.1807.2286.0へとアップデート。遅延撮影機能が動作しない不具合が修正された。メモの同期などに対応した「Sticky Notes 3.0」も本ビルドで利用可能。標準アプリではないものの、インク機能をサポートした「Microsoft To-Do」v1.39がテストできることにも注目だ。

遅延撮影が利用できるようになった「切り取り領域とスケッチ」v10.1807.2286.0
メモの同期などに対応した「Sticky Notes 3.0」
インク機能をサポートした「Microsoft To-Do」v1.39

 また、ダークモードに対応した「エクスプローラー」も本ビルドに含まれているとのこと。プレビュー版「October 2018 Update」と同様、ファイルの選択・保存を行うコモンダイアログでもダークモードがサポートされている。