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「Windows 10 19H1」Build 18252が“Skip Ahead”と“Fast”リングに
ネットワーク関連の改善がメイン。中央アフリカで使われてる書記系“ADLaM”に対応
2018年10月4日 11:00
米Microsoftは10月3日(現地時間)、PC版「Windows 10 Insider Preview」のBuild 18252(19H1)を“Windows Insider Program”の参加ユーザーに対して公開した。今回からコンテンツの受け取り設定で“Skip Ahead”を選択しているユーザーに加え、“Fast”リングのユーザーにも提供される。
「Windows 10 19H1」は、先日リリースされた「October 2018 Update」に続く「Windows 10」の機能アップデート。開発が順調に進めば、2019年春に正式公開される。
Build 18252における変更点は、ネットワーク関連の改善がメイン。これまで「コントロール パネル」へアクセスする必要のあったネットワーク設定の一部が「設定」アプリで行えるようになったほか、インターネットに接続されていないことを示すインジケーターアイコンが新しくなった(新しいアイコンは以前のビルドから利用可能)。
また、ギニア、ナイジェリア、リベリアなど中央アフリカで利用されているフラニ語を記述するための書記体系(アルファベット)“ADLaM”がサポートされた。Build 18252では「Ebrima」フォントを利用して“ADLaM”を記述することができる。「Ebrima」フォントは、“ADLaM”のほかにも“N'ko”、“Tifinagh(ティフィナグ)”、“Osmanya”といったアフリカの書記体系をサポートしているという。