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無料の画像編集ツール「paint.net」v4.1.2が公開 ~2件の脆弱性を修正

設定を変更して起動するコマンドラインパラメーター“/set:”が追加

「paint.net」v4.1.2

 米dotPDNは10月22日(現地時間)、無料の画像編集ツール「paint.net」の最新版v4.1.2を公開した。本バージョンでは、詳細は不明だがCVE番号ベースで2件の脆弱性(CVE-2018-18446・CVE-2018-18447)が修正されている。

 ほかにも、多くのエフェクトプラグインを導入している場合の起動速度が向上した。次回のアップデートではより最適化される予定とのこと。また、設定を変更して起動するコマンドラインパラメーター“/set:”が追加された。これは、ハードウェアアクセラレーションを有効にしたせいでアプリが起動しない場合に特に有効で、以下のコマンドを追加して“PaintDotNet.exe”を起動することで、設定ダイアログの[(GPU) をレンダリング ハードウェアを加速]オプションを無効化して起動することが可能。

/set:UI/EnableHardwareAcceleration=false
[(GPU) をレンダリング ハードウェアを加速]オプション

 そのほか、いくつかの不具合修正も施されている。

 「paint.net」には、インストーラーを利用してセットアップする“クラシック版”と、“Microsoft ストア”から簡単にインストールできる“ストア版”の2つがラインナップされている。クラシック版は寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。ストア版はWindows 10にのみ対応しており、価格は820円(税込み)。執筆時現在、50%OFFの410円で提供されている。

ソフトウェア情報

「paint.net」
【著作権者】
dotPDN LLC、Rick Brewster 氏、contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.1.2(18/10/22)