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定番システムクリーナー「CCleaner」v5.50 ~無償版でも“重要な更新”の自動適用が可能に

必須となる“重要な更新”と、推奨となる“製品の更新”を個別に設定可能

「CCleaner」v5.50.6911

 英Piriformは11月29日(現地時間)、定番システムクリーナーソフト「CCleaner」のWindows向け最新版v5.50を公開した。本バージョンでは更新機能を刷新。“重要な更新”は無償版でも自動で受け取れるようになった。

 「CCleaner」v5.50では、アップデートに関連するオプションをまとめた[更新]セクションが設定画面に新設された。オプションも細分化されており、“重要な更新”と“製品の更新”を個別に設定できるようになっている。

旧バージョンの「CCleaner」。アップデートに関するオプションは[設定]セクションにあった

 「CCleaner」は月に1回ないし2回の頻度でアップデートされているが、このアップデートは“製品の更新”に分類されている。内容はクリーニングルールの更新、機能の強化、不具合の修正などで、自動での適用はこれまで通り有償版に限られる。無償版では受け取れるのは、新バージョンのリリース通知のみだ。

 一方、“重要な更新”は安全性と安定性に関わるもので、“製品の更新”よりは配信頻度が低くなる。“重要な更新”はすべての「CCleaner」に適用が推奨されるアップデートなので、無償版でも自動更新が可能。また、「CCleaner」による事故(参考記事1参考記事2)を未然に防止するため、他のユーザーがテストして問題がないとわかった更新のみを適用したいといった安定志向のユーザーにもおすすめだ。

 「CCleaner」は、PC内の不要なデータを手軽に削除できるシステムクリーナーソフト。無償版は個人利用に限り利用可能(寄付歓迎)で、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012に対応している。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「CCleaner」Windows版
【著作権者】
Piriform Software Ltd.
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ、寄付歓迎)
【バージョン】
5.50.6911(18/11/29)