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「Windows Server 2019」は「OpenSSH」をサポート

「設定」アプリの[オプション機能の管理]から「OpenSSH」を追加・削除できる

公式ブログ“Windows Developer Blog”におけるアナウンス

 米Microsoftは12月11日(現地時間)、「OpenSSH」クライアントおよびサーバーが「Windows Server 2019」と「Windows 10 バージョン 1809(October 2018 Update)」で“Feature-on-Demand”として利用できるようになったことを発表した。「設定」アプリの[オプション機能の管理]から「OpenSSH」を追加・削除できる。

「設定」アプリの[オプション機能の管理]から「OpenSSH」を追加・削除できる

 Win32へ移植された「OpenSSH」は「Windows 10 バージョン 1709(Fall Creators Update)」と「Windows Server バージョン 1709」に含まれていたが、まだプレリリース版という扱いだった。「Windows 10 バージョン 1803(April 2018 Update)」では“Feature-on-Demand”コンポーネントととして正式リリースされたものの、「Windows Server」でサポートされたのは「Windows Server 2019」が初めてだ。

 「OpenSSH」は“Secure Shell(SSH)”プロトコルを利用するためのソフトで、リモートログインやリモートファイル転送、公開鍵・秘密鍵ペア管理を安全に行うことが可能。もともとはセキュリティに優れたOS「OpenBSD」のプロジェクトであったが、他のBSDやLinux、macOSでも長年にわたり利用されている。「Windows Server」で「OpenSSH」が正式サポートされたことにより、「PuTTY」などのサードパーティー製SSHクライアントが不要となるほか、さまざまなOSが混在した環境での“SSH”運用が容易になることが期待される。