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Microsoft、「Windows Server 2019」を一般公開 ~180日試用できる評価版も用意

ハイブリッド運用、セキュリティ、アプリプラットフォーム、HCIの4点を強化

Microsoft、「Windows Server 2019」を一般公開

 米Microsoftは10月2日(現地時間)、「Windows Server」の最新版「Windows Server 2019」を一般公開した。

 「Windows Server 2019」は、「Windows Server」の新しい“長期サービスチャネル(Long-Term Servicing Channel、LTCM)”製品。“Project Honolulu”という名前で開発が進められてきたブラウザーベースの軽量管理UI「Windows Admin Center」が導入され、オンプレミス環境とクラウド環境のハイブリッド運用が容易になった。また、“Windows Defender Advanced Threat Protection(ATP)”などの強化により、これまで以上のセキュリティを実現する。

 さらに、「Windows Server コンテナー」や“Windows Subsystem for Linux(WSL)”の改善により、アプリケーションプラットフォームとしての能力も強化。次世代の仮想化インフラとして注目を集めている“ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)”にも対応している。

 ボリュームライセンスユーザーであれば、同日より“ボリューム ライセンス サービス センター(VLSC)”から「Windows Server 2019」を入手可能。“Microsoft Azure”で「Windows Server」を運用しているユーザー向けに“Azure Marketplace”でも提供されている。

 ライセンスをまだ購入していないユーザーは、180日試用できる評価版を“Microsoft Evaluation Center”からダウンロード可能。“Azure”、“ISO”、“VHD”の3つから評価方式を選べる。