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RAWイメージのサポートを強化した「Windows 10 19H1」Build 18323が公開

新しいコーデックパッケージが“ストア”で提供。バグ潰し大会“Bug Bash”も開催中

「Windows 10 19H1」Build 18323

 米Microsoftは1月24日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18323(19H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。RAW形式イメージのサポートが強化されたほか、ライトテーマが改善されている。

 Windows 10は標準でRAWフォーマット(デジタルカメラで撮影した未現像の画像ファイル)のサポートが標準で組み込まれており、閲覧のほかにも「エクスプローラー」などでのサムネイル表示や簡易的な編集が可能だ。しかし、すべてのRAWイメージに対応できているわけではない。

 そこで「Windows 10 19H1」では、RAWサポートのさらなる強化を図り、新しいコーデックパッケージが“Microsoft Store”で提供されることとなった。

新しいコーデックパッケージが“Microsoft Store”で提供

 このコーデックパッケージは今のところベータ版という扱いで、Build 18323以降でのみ利用可能。インストールすれば「エクスプローラー」でこれまでサポートされていなかったRAWイメージもプレビューやサムネイル表示、カメラのメタデータ表示が可能となるほか、“Windows Imaging Component(WIC)”フレームワークを利用する他のアプリでもフル解像度でRAWイメージを扱えるようになる。

 また、「Windows 10 19H1」のバグ潰し大会“Bug Bash”が昨日より開催されている。興味のあるユーザーは「フィードバック Hub」アプリの[お知らせ]セクションや[クエスト]セクションを覗いてみよう。

「Windows 10 19H1」のバグ潰し大会“Bug Bash”が開催