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“そうせきのそう”で“漱”を入力できる「ATOK for Windows」の最新版が発売
難読地名を不正確な読み方で入力しても正しく変換&正確な読み方を表示可能
2019年2月4日 06:20
(株)ジャストシステムは2月1日、定番の日本語入力システム「ATOK for Windows」の最新版を発売した。現在、30日間無料で使える試用版も公式サイトからダウンロードできる。
最新版では、電話で漢字を伝えるときのように、その漢字が使われている著名な人物の名前などを示してその中の漢字を変換できるようになった。たとえば、“なつめそうせきのそう”と入力すると“漱”1文字へ変換できる。
また、読み方の難しい地名を間違った読み方で入力しても、正しい地名に変換できるようになった。正しい地名に変換した際には正しい読み方を提示してくれるのがありがたい。たとえば、“くにひがしし”と入力した際には変換候補に“国東市”が現れるとともに“読みは「くにさきし」”という注意が表示される。
そのほか、変換辞書の語彙が広く拡充され、より豊かな日本語表現が可能になっているという。
「ATOK for Windows」は、Windows 7/8.1/10に対応しており、月額286円などの“ATOK Passport”を購入することで利用可能。“ATOK Passport”はWindows/Mac/Android版の「ATOK」を10台までのデバイスにインストールできる。