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“Google Play”の要件が強化 ~“API レベル 28”(Android 9.0)以上が必須に

新規登録アプリは8月、既存アプリの更新は11月から

公式ブログ“Android Developers Blog”

 2018年11月以降、“Google Play”のアプリを新規登録・更新する場合、“API レベル 26”(Android 8.0)以上への対応が必須となっている。2019年はこの要件がさらに厳しくなり、“API レベル 28”(Android 9.0)以上が必要となる予定だ。Androidのセキュリティ&プライバシーチームが2月21日(米国時間)に公開したブログ記事で、詳細なロードマップが明らかにされている。

 それによると、要件の強化は以下の2段階に分けて行われる。

  • 2019年8月:新規に“Google Play”へ登録するアプリは、“API レベル 28”(Android 9.0)以上をターゲットにする必要がある
  • 2019年11月:既存のアプリをアップデートする場合も、“API レベル 28”(Android 9.0)以上をターゲットにする必要がある

 なお、既存のアプリでもアップデートを行わない場合は、引き続き“Google Play”での公開が可能。ただし、いずれ64bit対応が必須となる点には注意したい。

 また、“Google Play”以外のストアで公開されているアプリに関しても、“API レベル 26”(Android 8.0)以上をターゲットにしていない場合は“Google Play プロテクト”による警告が表示されるようになる(新規は8月、更新は11月から)。同社によると、外部ストアで検出されたスパイウェアの実に95%以上が意図的に“API レベル 22”以下の古いSDKを利用しているとのことで、要件を厳しくすることで悪意あるアプリを排除し、ストアおよびAndroidプラットフォームの安全性を高めたい考えだ。