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Android版「Chrome」アプリのデータセーバー機能が“HTTPS”をサポート

低速回線で最大90%の通信量削減・ページ読み込みを2倍高速化できる

Android版「Chrome」アプリのデータセーバー機能が“HTTPS”をサポート

 米Googleは3月12日(現地時間)、Android版「Chrome」アプリに搭載されているデータセーバー機能がHTTPS接続のWebページをサポートしたことを発表した。また、データセーバーが有効な場合はアドレスバーにLiteバージョンのページを表示していることを通知するインジケーターが表示されるようになっているとのこと。

データセーバー有効時はアドレスバーにインジケーターが表示されるように

 データセーバー機能は低速回線で接続している際に、Googleのサーバーを経由してページを軽量化してダウンロード・表示する機能。同社によると最大90%通信量を削減し、ページ読み込みを2倍高速化できるという。

 データセーバー機能は、「Chrome」の設定画面にある[データセーバー]項目をタップし、最上部のスイッチを“オン”にすれば利用可能。ただし、データセーバー機能を有効化していても接続回線が“2G”以下であったり、極端に遅い場合以外は機能しないので注意。

 強制的にデータセーバー機能を有効化するには、アドレスバーに“chrome://flags#force-effective-connection-type”と入力し、プルダウンリストで“2G”以下の回線を選択する。自動で機能が無効化されてしまう場合は“chrome://flags#ignore-previews-blocklist”を開いて、プルダウンリストで“Enable”を選択すればよい。