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よく使うフォルダーを仮想ドライブにしてくれる「Visual Subst」が約10年ぶりのメジャーバージョンアップ
19.95米ドルのシェアウェアに
2019年3月28日 06:20
指定フォルダーを手軽に仮想ドライブ化できるツール「Visual Subst」の最新版v2.0が、3月22日に公開された。約10年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。
「Visual Subst」は、パス階層の深いフォルダーを仮想ドライブ化して、アクセスを容易にするツール。たとえば、ピクチャーフォルダー“C:¥Users¥(ユーザー名)¥Pictures”を“P:¥”ドライブへ割り当てておけば、わざわざ何階層もパスをたどらなくても、“P:¥”と指定するだけでピクチャーフォルダーへアクセスできる。
同様のことは「コマンド プロンプト」で“Subst”コマンドを実行することでも実現できるが、GUIで行えるのはコマンドラインに慣れていないユーザーにとってうれしい。OSのスタートアップ時に起動するように設定しておけば、仮想ドライブのマッピングが自動で復元されるのも便利だ。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、残念ながら寄付歓迎のフリーソフトからシェアウェアへと変更された。“ドキュメント”、“ピクチャー”、“ビデオ”以外のフォルダーを仮想ドライブにするには、19.95米ドルの買い切りライセンスを購入する必要がある。その代わり、チュートリアルとしてこの3つのフォルダーを自動で仮想ドライブ化する機能が追加された。「Visual Subst」がどのように機能するのかを、手軽に体験することができる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Subst」
- 【著作権者】
- NTWind Software
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 19.95ドル
- 【バージョン】
- 2.0(19/03/22)