レビュー
デスクトップを一瞬で真っ白に、ウィンドウをキレイに撮れるアイデアツール
アイコンや壁紙を一時的に隠してくれるフリーソフト「WorkspaceCover」
2023年2月21日 09:45
アプリケーションのスクリーンショットを撮りたいが、デスクトップが散らかっていて掃除するのが大変――そんな経験はないだろうか。ウィンドウを片付けるだけであればショートカットキー一発だが、アプリやファイルのアイコンを隠したり、お気に入りだがあまり人には見せたくないデスクトップ壁紙を無難なものへ差し替えるのは面倒だし、スクショを撮った後にまた元の状態に戻すのも億劫だ。
そこで便利なのが、今回紹介する「WorkspaceCover」だ。開発は「WinCam」や「WinSnap」などのユーティリティで知られるNTWind Software。Windows 7からWindows 11までに対応しており、無償でダウンロードできる。
本ソフトを起動すると、タスクバーを除くデスクトップ全面に単色(初期設定では白)のウィンドウが表示される。デスクトップのアイコンやアプリを覆い隠してくれるので、ウィンドウを影まできれいにキャプチャーしたい場合に役立つ。タスクバーは隠れないので、撮影したいアプリのウィンドウをあらかじめ起動しておくと、「WorkspaceCover」を起動したあとにウィンドウをタスクボタンで簡単に切り替えられてよい。
「WorkspaceCover」の色は、タスクトレイアイコンの右クリックメニューや全画面ウィンドウのダブルクリックなどから変更が可能。ただし、色の設定保存まではやってくれないようで、次回の起動時は初期設定の白となる。
全画面ウィンドウを閉じたい場合は、[Esc]キーを押せばよい。タスクトレイアイコンの右クリックメニューから終了させることも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「WorkspaceCover」
- 【著作権者】
- NTWind Software
- 【対応OS】
- Windows 7からWindows 11まで
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(22/12/07)