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「Alt-Tab Terminator」が無償化 ~リッチなUIが魅力の[Alt]+[Tab]置き換えアプリ

[Windows]+[Tab]キーの置き換えも可能

「Alt-Tab Terminator」v6.1

 Windows標準のタスクスイッチ機能([Alt]+[Tab]キー)を置換・拡張するユーティリティ「Alt-Tab Terminator」が6月16日、v6.0へとアップデートされた。本ソフトはこれまでシェアウェアだったが、ほとんどの機能を無償で利用できる「FREE」版が新たに追加されている。

 「Alt-Tab Terminator」の魅力は、リッチなユーザーインターフェイスだ。OS標準の[Alt]+[Tab]キーはタイトルとサムネイルだけの簡素なデザインだが、このアプリは画面左側にはタスクリスト、右側にはデスクトッププレビューが配置されており、今どのアプリを選択しているのかがわかりやすい。

OS標準の[Alt]+[Tab]キーはタイトルとサムネイルだけの簡素なデザイン
リッチなユーザーインターフェイスが魅力の「Alt-Tab Terminator」

 さらに、タスクリストには検索ボックスが、プレビューの下にはアプリをフィルタリングするためのワードクラウド(数に応じてサイズに重みを付けて視覚化したもの)が設けられている。アプリをたくさん開いていても、目的のアプリを素早く見つけることができるだろう。タスクビュー([Windows]+[Tab]キー)の代わりに利用することもできる。

検索ボックス付きタスクリスト、ライブプレビュー、ワードクラウドから構成されるリッチなデザイン

 ちなみに、開発元は「WinSnap」「WinCam」「Visual Subst」などの開発で知られるNTWind Software。対応OSはWindows 7からWindows 11までだ。

 有償の「PRO」版では、「FREE」版の機能に加え、以下の機能が利用可能。

  • マルチモニターのサポート
  • アプリの除外指定
  • カスタムホットキー
  • UIのカスタマイズ

 価格は1PCあたり19.95米ドルからで、サブスクリプションではなく買い切りとなっている。他のNTWind製品をまとめたバンドルパッケージも用意されている。

設定画面。一部の機能は有償の「PRO」版専用

ソフトウェア情報

「Alt-Tab Terminator」
【著作権者】
NTWind Software
【対応OS】
Windows 7からWindows 11まで
【ソフト種別】
フリーソフト(基本機能のみ、すべての機能が利用できる「PRO」版は1PCあたり19.95米ドルより)
【バージョン】
6.1(23/06/18)