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パス階層の深いフォルダーを仮想ドライブにし手軽にアクセスできる「Visual Subst」v5.0
仮想ドライブで削除したファイルをごみ箱に残すことが可能、UIも刷新
2023年3月17日 16:26
指定フォルダーを手軽に仮想ドライブ化できるツール「Visual Subst」が、3月15日にv5.0へとアップデートされた。システム設定に応じて切り替わるライト・ダークモードをサポートするなど、ユーザーインターフェイスが刷新されたほか、細部に細かい改善が施されている。
パス階層の深いフォルダーへ簡単にアクセスできるようにするにはショートカットを作成するのが一般的だが、OS組み込みの「SUBST」または「NET USE」コマンドで仮想ドライブを作成することもできる。たとえばピクチャーフォルダー「C:¥Users¥(ユーザー名)¥Pictures」を「P:¥」ドライブへ割り当てておけば、画像専用の外付けHDDのような感覚で扱える。
しかし、「SUBST」コマンドだけでは仮想ドライブのラベルを変更できなかったり、仮想ドライブからファイルを削除したときにごみ箱に残らず、完全に削除されてしまうといった問題がある。また、初心者にとってはコマンドの実行やバッチファイルの作成が難しいといった難点もある。
「Visual Subst」は、そうした問題を解決してくれるGUIアプリ。29.95米ドルのシェアウェアだが、一度購入すればずっと使える買い切りライセンスなので、気に入れば購入してもよいだろう。開発元NTWind Softwareの他のツール(WinSnap、WinCam、CloseAllなど)をまとめ買いできるパックも119米ドルで用意されているので検討してほしい。
「Visual Subst」v5.0では前述のごみ箱問題が解決され、仮想ドライブで削除したファイルをごみ箱に残せるようになった。ドライブリストに有効・無効ボタンと削除ボタンが追加されたのも便利。当面は利用しないが削除まではしたくない、またいずれ使うかもしれないといった場合に、仮想ドライブを一時的に無効化できる。仮想ドライブを種別ごとに分類表示するオプションや、「Visual Subst」を常に最前面に表示するオプションも追加された。
対応OSはWindows 7からWindows 11まで。現在、公式サイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Subst」
- 【著作権者】
- NTWind Software
- 【対応OS】
- Windows 7からWindows 11まで
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 29.95米ドル
- 【バージョン】
- 5.0(23/03/15)