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ビデオチュートリアルの作成に適した本格デスクトップ録画ツール「WinCam 3.0」

UIをWindows 11スタイルに、カーソルの録画も高DPIディスプレイに最適化

「WinCam」v3.1

 NTWind Softwareは4月14日(現地時間)、「WinCam 3.0」をリリースした。ユーザーインターフェイスが「Windows 11」スタイルとなり、ライト・ダークモードの切り替えがシステムと連動するようになるなど、ユーザーインターフェイスが刷新されている。

 「WinCam」は、デスクトップを撮影するスクリーンショットツール「WinSnap」の兄弟アプリ。「WinSnap」が静止画をキャプチャーするのに対し、「WinCam」はデスクトップの操作をビデオとして記録する。

 主な特徴は以下の通り。「WinSnap」と共通化されているところもあるので、同ソフトに慣れたユーザーであればすぐに扱えるだろう。

  • 可能な限りシンプルに設計されたユーザーインターフェイス
  • デスクトップ全体、指定した領域、選択したウィンドウの録画が可能
  • システム音声、マイク入力、Webカメラを録画に含めることが可能
  • フレームレート(毎秒最大60フレーム)や録画品質のコントロールが可能
  • マウスカーソルを録画に含めたり、カーソルやクリックのハイライトが可能。デモンストレーションや操作方法を解説するビデオに向いている
  • 簡単なビデオ編集機能。キャプチャーしたビデオをトリミングしたりできる

 本バージョンではユーザーインターフェイスが改善されただけでなく、カーソルのハイライトとアニメーションが高DPIディスプレイに最適化された。翻訳のアップデート(日本語は非対応)も行われている。

簡単なビデオ編集機能が付属
旧バージョンのデザイン

 対応OSは、Windows 8からWindows 11まで。29.95米ドルのシェアウェアで、試用期間中はキャプチャーしたビデオの左上にライセンスの購入を促すラベルが挿入される。執筆時現在の最新版は17日にリリースされたv3.1で、アラビア語への対応や不具合の修正が行われている。

ソフトウェア情報

「WinCam」
【著作権者】
NTWind Software
【対応OS】
64bit版を含むWindows 8から11
【ソフト種別】
シェアウェア 29.95米ドル
【バージョン】
3.1(23/04/17)