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Google、“G Suite”アカウントの2段階認証をアップデート

新しい認証方法が利用できるようになるほか、ユーザーインターフェイスが変更される

新しい2段階認証ダイアログ(「Google Chrome」の場合)
旧来の2段階認証ダイアログ

 米Googleは3月26日(現地時間、以下同)、“G Suite”アカウントに新しい2段階認証オプションを導入することを発表した。

 今回実施される2段階認証プロセスのアップデートにより、いくつかの端末で新しい認証方法が利用できるようになるほか、モバイルおよびデスクトップ端末でユーザーインターフェイスが変更される。たとえば、Bluetooth接続やUSB接続のセキュリティキーを利用している場合、認証ダイアログにテキストや画像による説明が表示されるようになる。

 また、従来のプロセスではサービスプロバイダー(Google)が2段階認証ダイアログの表示を担当していたが、新しいプロセスではWebブラウザーが担当することになる。そのため、Webブラウザーごとに処理の流れが変わる可能性がある。

 そのほかにも、Bluetoothセキュリティキーのサポートが拡充され、Linux環境でフラグを有効化できるようになるという。“Rapid Release”ドメイン、“Scheduled Release”ドメインともに、3月26日から段階的にロールアウトされる。